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自転車をもっと楽しむプロジェクト: ゼロヨン・ドラッグレース

モータースポーツでおなじみ、直線勝負のドラッグレースに自転車で挑みます。
ゼロヨンと言っても距離は4メートル。もしあなたも挑戦の機会に恵まれたのなら、たった2秒で決着する最高レベルの緊張感をお楽しみ下さい。レギュレーションをできるだけ取り除いた改造無制限のプロクラスには、皆様のスーパースプリントスペシャルカスタムマシンでの挑戦もお待ちしています。(大歓迎)

【 ルールの概要 】
レースは1対1のマッチレースです。
スタートラインに静止した2人のライダーは、クリスマスツリーと呼ばれるスタートシグナルを合図に、4メートル先のフィニッシュラインを目指します。先にゴールしたライダーがトーナメントを勝ち抜き、優勝者には賞が授与されます。
基本的なルールはモータースポーツのドラッグレースに準拠しますが、特別ルールとして、
レースエリア(下図参照)での足つき、転倒、コースアウトは失格とします。また、ゴールラインを通過したライダーは、4メートル以内に安全に停止しなければなりません。
※状況により、安全面に配慮したルールの設定や変更を行うことがあります。

【 レースの方法 】
・スタートの方法はスタンディングスタート(静止状態からのスタート)方式とする。
・スタート時の静止状態を保つため、ライダーの希望により、補助員(ライダーとは無関係者)一名の補助をうけることができる。
・スタートの合図にはスタートシグナル(通称・クリスマスツリー:詳細下記)を用いる。
・タイム計測ならびに勝敗の判定基準は前輪の接地部とする。よって、スタートライン、ならびにゴールラインを横切る際には、前輪が必ず接地していなければならない。
※ウィリーにより計測システムが作動しなかった際には、失格となる場合があります。
失格
×スタートからゴール後の停止状態まで、コースレーンから一度でも脱輪した場合は失格とする。(脱輪後の復帰は認めない)
×レースエリア内(スタートラインからゴールラインまで)での足付き、転倒は失格とする。
×ゴールラインを通過後、4メートル以内(ストップエリア内)で停止できなかった場合は失格とする。
×コース上にオイルや水等をまき散らした場合は失格とする。

【 クラス分け 】
・主に、自転車の種類やカスタムの度合いにより、クラスを分ける。(下表参照)
※クラス分けに関する決定は、審判(主催者)の判断に拠る。
※安全面を配慮して、一部の改造を制限したり、出走を禁止する場合があります。
参加資格と競技車両の規格 スタート方式
ストッククラス
・一般向けカテゴリー。
・車両は、一般的な自転車として支障なく利用できること。
・車種や車輪径、メーカーは無制限。
STOCK
プロクラス
・プロフェッショナルカテゴリー。
・アマチュアも本気で参加OK。
・車両は改造無制限。
・レース専用マシンの新造もOK(大歓迎)。
PRO
パワーアシストクラス
・電動等、パワーアシスト自転車用カテゴリー。
・電気以外の補助動力も可。タンデムも可。バネや圧力タンク等、蓄エネルギーシステムの利用も可。ただし、主動力は人力であること。
STOCK

【 車両規定 】
・車両の最大寸法は、搭乗者を含めて、全長:3m×全幅:0.9m×全高:2m以内に収まること。
・車両は人力のみにより駆動し、駆動輪を備えていること。
 (ただし、パワーアシストクラスを設ける場合は、他の動力を補助的に利用できる。)
・スタートからゴール後の停止状態まで、搭乗者は常に競技車両上に留まっていること。
 (レースエリア外での足つきは可。)
・ゴールラインを通過後、4メートル以内に安全に停止できること。
・ストッククラスの車両は市販の自転車をベース車両とし、その原形をとどめていること。
禁止
×スパイクタイヤやスキーストックの利用等、タイヤへの薬剤塗布等、コースを荒らす可能性のあるタイヤ、駆動方式等の使用を禁止する。
×レース中に車体の一部を脱落させたり、大きく伸縮させたりすることを禁止する。(ただし、一般的なサスペンションの伸縮については容認する。)


【 スタートの合図とタイム計測 】
ドラッグレースは、クリスマスツリー(スタートシグナル)の合図でスタートします。プロクラスはプロスタート方式、それ以外のクラスはストックスタート方式で、タイムは1000分の1秒まで計測され、100分の1秒まで掲示されます。
ツリーの右半分が右レーン、左半分が左レーンの状態を示します。
How to STOCK START
スタートエリアに立ったら、まずはスタートラインにつくためのステージングをします。ステージラインをマシンの前輪で踏むとプレステージライトが点灯、さらにステージラインを乗り越えてスタートラインの手前で止まるとステージライトが点灯し、ステージングが完了します。ステージングは各ライダーの、それぞれのタイミングで行えばOKですので、相手の様子を伺いつつ、気持ちを集中させながらステージングしてください。
両ライダーのステージング完了後、ランダムな間をおいてから、スリーアンバーライトが0.5秒おきに順次点灯し、グリーンライトが点灯すればスタート!です。 もちろん、グリーンライトの点灯タイミングを予想して動き始めてもOKですが、もしグリーンライトが点灯する前にスタートした場合は、フライングスタートで失格となり、レッドライトが点灯します。(図では右レーンが失格)
3つ目のアンバーライトからスタートラインを横切るまでの反応時間(最短0.50秒)は、リアクションタイムとして記録されますので、最高のスタートを目指してください。
How to PRO START
ストックスタート方式と同じく、まずはステージングをします。巧みなステージングで対戦相手に心理攻撃を仕掛け、スタートのタイミングを狂わせてください。
両ライダーのステージング完了の後、ランダムな間をおいてから、スリーアンバーライトが一斉に0.4秒間点灯し、グリーンライトが点灯すればスタート!です。もしグリーンライトが点灯する前にスタートした場合は、フライングスタートで失格となり、レッドライトが点灯します。(図では右レーンが失格)
ストックスタート方式より、はるかにタイミングのとりづらいプロスタート方式ですが、全神経を集中して、最短0.40秒のリアクションタイムを目指してください。

【 その他 】
・ドラッグレースのエントリーには、当日会場で、承諾書への署名が必要です。
・ヘルメットを装着するなど、安全面には各人で充分にご配慮ください。
・自転車史上、非常に希なスーパースプリントレースをお楽しみください。
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